このブログを検索

ラベル 教育研究活動 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 教育研究活動 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年2月27日日曜日

災害を「学」にするということ!?,すまいろん,住宅総合研究財団,2009春号

 災害を「学」にするということ!?,すまいろん,住宅総合研究財団,2009春号

 

 災害を「学」にするということ!?

 布野修司

 特集の意義は、編集責任者である中谷礼仁先生が自負するとおりで、異議なし、である。しかし、災害をテーマとする「実践的」研究集団をつくりたいというのはどういうことか、と、ちょっと首を傾げた。以下は、各論考へのコメントというより、全体を読みながら思い起こしたことである。

 20041226日朝、僕はスリランカのゴール・フォートにいて、インド洋大津波を経験した。などと呑気に書くけれど、フォート周辺で数百人が亡くなり、15分違いの命拾いであった。帰国後、NHKテレビの特集でゴールのバスターミナルでみるみる溢れる水になすすべもなく巻き込まれていく人の映像をみて、心底ぞっとした。ツナミが到達するのがもう少し遅ければ同じ目にあっていたのである。この時のことは、求められるままに『みすず』(「スリランカ「ツナミ」遭遇記」2005年3月)に書いた。

その瞬間何が起こったのか皆目分からなかった。スリランカには、『マハーヴァンサ』という「古事記」があって、2000年前に女王が波にさらわれたとある、だから2000年ぶりだと、翌日のTV番組で学者がしゃべるのを聞いた。スリランカには地震はない。牧紀男先生の示す地震ハザードマップもスリランカは真っ白である。そして、ツナミなど誰も考えなかった(と思う)。満月の日の高潮か、水道管が破裂したか、僕の頭にも浮かんだのは全くトンチンカンな妄想である。目の前にひっくり返っているバスや車、サッカー場に乗り上げている船を見て、ようやくツナミと理解したのは、同じく命拾いした応地利明先生から、インド洋プレートの滑り込みとヒマラヤの造山活動、ツナミの速度(ジェット機より早い)についての説明を聞いてからである。事態を理解するまでに2時間近くかかった。家族を突然失った人にとってこれは神隠しと思うしかない。これは全く、林勲男先生のいう「災害」人類学の対象である。

何かの因縁を感じて、翌年、翌々年とスリランカに通った。モラトゥア大学の友人が復興計画に携わるというのでその手伝いをするというのが口実である。一年後、コロンボからゴールへ走って驚いた。やたらに眼に入るのが各国NGOの看板なのである。これみよがしに復興援助をうたうけれど、車を降りてみると何もない。スリランカ出身の構造デザイナー、セシル・ベルモンドの復興プロジェクトも大々的に喧伝された。翌々年だったと思う。日本政府は、80億円を投じて(援助して)、復興団地の事業コンペを行う。アチェでもそうだけれど、災害援助が明るみにするのは、第一に国際援助の巨大なブラックボックスである。

ゴール周辺に被災者のためのテントは残っていたけれど、バスターミナルは、全く何事もなかったようであった。NHK特集のビデオを撮ったカメラ屋の前に多くの新聞記事と亡くなった人の写真が貼られており、唯一ツナミの記憶を伝えていたが、その様子を写真に撮ったら、金をせびられ、思わず手をあげそうになった。大災害も飯の種にする(観光化する)したたかなあるいは切羽詰った人々がいる。これも「災害」人類学のテーマだろう。

亡くなった人たちを除けば、最も多くの被害を受けたのは、コロンボに近い海岸部に居住していたスコッターたちである。ツナミの直後に、行政当局は、これ幸いに、海岸線から100mを建設禁止区域とし、杭を打った。その決定を下した責任者と直接議論したけれど。海岸は共有地だ、この際、スコッター問題に手をつけるのだ、と強硬であった。もちろん、スコッターたちもしたたかであり、すぐさまバラックを建てて棲み続けた。このせめぎあいは日常社会に内在していたものだ。

災害は、地域の文化の再発見に結びつくというけれど、社会の亀裂をさらに顕在化させ、激化させもする。スリランカの場合、ツナミは、住宅問題、都市問題を直撃したのである。そして、さらに政治問題も大きく後退させた。知られるように、スリランカは長年、南北、シンハラータミルの両民族間で内戦といっていい状態にあった。実は、ゴールで命拾いする直前、初めてタミル解放の虎が実効支配する北部に行くことができ、陸路アヌラーダプラに抜けて、コロンボに至りゴールに向かったのである。確かに、一国内に別の国家があり、パスポートも入出領域税も取られた。しかし、雪解けの雰囲気は感じられた。だから外国人も旅行できたのである。しかし、ツナミ後、再び、対立は深まったように見える。援助物資の配分がうまく行われなかったのが一因だと思う。一方、アチェの場合、本特集の報告からは伺えないけれど、武装対立から融和へうまく?動きだしたのではないか。

災害は、危機的対立を強化する方向へも、さらに対立を緩和する方向へも作用する。大災害を好機とすべきとすれば明かに後者の方向である。ピナツボ火山の噴火以降、アエタが先住民族として誕生したことは、そうした評価を超えた問題であるけれど、ある種の共生の契機になったと理解したい。

・・・等々、特集を自らの経験にひきつけて考え始めるととても紙数が足りない。阪神淡路大震災にしても、集集大地震にしても、それなりに歩き回って考えたけれど、要するにはっきりするのは、災害が明るみに出すのは、日常が拠ってたつ基盤(インフラストラクチャー、地域社会、・・・)である、ということである。大災害が起こるたびに現地に出かけて行って、何がしかの教訓を得るのもいいけれど、日常が拠って立つ基盤の脆さを見通す眼が獲得されなければその教訓は活かされることはない、そのことを本特集は教えてくれているように思う。フィールドワークが目指すのは、そうした眼の力を鍛えることである。そうした意味では、青井・陳論文には好感をもった。佐藤滋先生のいう「事前復興」もそういうことだろう。ただ問題は、災害を「学」にすることではなくて、日々の暮らしの安心安全であろう。空地は震度8にもマグニチュードいくつでも耐えると唐山市長が言ったというけれど、本当にそう思う。肝心なのは、建造物が潰れても、人命が失われないことである。

「災害」に関する実践的研究というのは、・・・・。






2021年2月11日木曜日

布野修司教育研究活動

 

教育研究活動

 

木匠塾       1991年~

飛騨高山木匠塾 岐阜県高根村 1991年~1994

1991年    東洋大学・千葉大学・芝浦工業大学

1992年    京都大学・東洋大学・千葉大学・芝浦工業大学・大阪芸術大学

1993年    京都大学・東洋大学・千葉大学・芝浦工業大学・大阪芸術大学

1994年    木匠塾と改称:京都大学・東洋大学・千葉大学・芝浦工業大学・成安造形大学・大阪芸術大学・大阪工業技術専門学校・茨城ハウジング・アカデミー・奈良女子大学

木匠塾  岐阜県加子母村(現中津川市加子母) 1995年~2010

1995年    高根村・加子母村の二箇所開催:京都大学・東洋大学・千葉大学・芝浦工業大学・大阪芸術大学・成安造形大学・大阪工業技術専門学校・茨城ハウジング・アカデミー・奈良女子大学

1996年    高根村・加子母村の二箇所開催:京都大学・東洋大学・千葉大学・芝浦工業大学・大阪芸術大学・成安造形大学・大阪工業技術専門学校・茨城ハウジング・アカデミー・奈良女子大学

1997年以降 加子母村単独開催

2011年~ 木興プロジェクトとして被災地開催 宮城県南三陸町田の浦

 

アジア都市建築研究会 1995年~

0  「ラホールの都市空間の構造」山根周 (京都大学)1995/04/24

1 「カメレオンシティー〜マレーシアに見た多民族居住の魅力〜」宇高 雄志(京都大学) 1996/04/19

2 「台湾 台中の住居集落〜社頭・埔心・大芽埔・下城里〜」齋木 崇人,横井 信子(神戸芸術工科大学),堀内 研自(聚文化研究所) 1996/04/19

3回  「韓国における都市空間の変容」 韓 三建(蔚山大学) 1995/07/21

4 「ひさし・植え込み・水」 沢畑 亨(水俣市久木野ふるさとセンター) 1995/10/20

5 「インドネシア・ロンボク島の都市,集落,住居とコスモロジー」 牧紀男 (京都大学),山本直彦(京都大学) 1995/11/24

6 「『東洋建築』の発見 〜伊東忠太をめぐって〜」 青井哲人(神戸芸術工科大学) 1995/12/15

7 「台湾の町に何が起こっているか?〜台湾の社区総体営造(まちづくり)に関して〜」黄 蘭翔(台湾中央研究院 台湾史研究所)   1996/01/19

8 「日本のコリアタウンと私」吉田 友彦(京都大学) 1996/02/16

9 「タイの居住環境改善の試み」薬袋 奈美子(東京都立大学),寺川 政司(神戸大学) 1997/02/21

10回 「タイとフィリピンのにおける居住環境整備〜15年後のコアハウス〜」田中麻里(京都大学)赤澤 明(京都大学)1996/04/19

11回 「ジャイプル 〜ヒンドゥーの理想都市:インドの歴史都市の空間構成について〜」荒仁 (三菱総合研究所) 1996/05/17

12回 「サイバー・アーキテクチュア Cyber Architecture」浜田 邦裕(濱田建築事務所,京都精華大学) 1996/06/21

13回 「十五年戦争と建築 <帝冠様式>とは何だったのか?」井上章一(国際日本文化研究センター),布野修司(京都大学) 1996/07/19

14回 「四川省羌族の住居と集落」高岡 えり子(京都女子大学) 1996/10/18

15回 「熱帯植民地都市計画序説〜旧)イギリス植民地の公衆衛生と都市計画〜」泉田 英雄(筑波大学) 1997/11/15

16回 「京都の都市空間と地蔵」竹内 泰(三菱地所) 1996/12/20

17"The Influence of Buddist Bihara on the Formation of Patan City of Kathmandu Valley" Mohan Pant(京都大学) 1997/01/17

18回 「新店市広興里の集落空間と祭祀構造」闕銘崇(京都大学) 1997/02/21

19回 「インド都市研究への視点 〜植民都市を中心として〜」飯塚 キヨ 1997/05/23

20回 「新旧2つのデリー」応地 利明(京都大学) 1997/06/20

21回 「巡礼都市・ラサ 〜チベット・ラサの都市空間構成〜」森田 一弥(森田一弥建築研究所) 1997/10/17

22回 「都市・[余白]−風景 〜京都の都市空間構成〜」渡辺 菊眞(京都大学) 1997/11/21

23回 「植民都市研究の枠組について〜Robert Home "Of Planting and Planning" に即して〜」安藤正雄(千葉大学) 1997/12/19

24回 「ネパール・マンダラ 〜ネワール集住地の空間構成」黒川賢一(竹中工務店)1998/01/16

25回 「日本植民地と神社造営〜台湾・朝鮮における神社の歴史と現在〜」青井哲人(神戸芸術工科大学)1998/02/20

26回 「到胡同去(ダオ フォトン チュイ)!〜胡同に行こう!」鄧奕(京都大学) 1998/04/17

27回 「地域とのかかわり 〜しまね・アジアの経験から〜」脇田祥尚(島根女子短期大学) 1998/05/22

28回 「市場空間の成立と変容 〜香港都市形成史の一断面〜」木下 光(関西大学) 1998/06/17

29"The Future of Indonesian Cities in regional context before and after the Crisis" Johan Silas(スラバヤ工科大学,京都大学) 1998/11/02

30回 「発展途上国における地域開発と歴史的環境の保存〜パキスタン・ガンダーラ遺跡保存事業の経験から」増井正哉(奈良女子大学)1998/12/25

31回 「生活行為の屋外展開についての一考察〜中国での路上観察を通して見た人々の生活と空間意識」山村 高淑(東京大学) 1999/02/19

32回 「旧満州における日本人居住者の存在形態 〜奉天市を事例として〜」Rosalia AVILATAPIES(京都大学) 1999/04/16

33回 「日本城下町論 〜ユーラシア都市史のなかにおける〜」応地 利明 (京都大学) 1999/05/21

34回 「東北アジア近代における都市空間の形成〜ロシア極東・中国東北地方を事例として〜」佐藤 洋一 (早稲田大学) 1999/06/25

35回 「カリンガ族の集落と住居」平田 隆行(神戸大学) 1999/10/25

36回 「北タイ・アカ人の家屋とその継承」清水 郁郎(総合研究大学院大学) 1999/12/16

37回 「ヨーロッパ列強進出期(16001800年)における〜世界のオランダ植民地の都市計画〜」Ron van Oers(デルフト工科大学) 2000/03/10

38回 「921集集大震災災後の重建計画および社区総体営造」林 宜萱,闕 銘崇(京都大学) 2000/04/28

39回 「西欧近代の都市計画とアパルトヘイトシティ〜南アフリカ植民都市論〜」佐藤圭一 (京都大学) 2000/06/02

40回 「タイにおける都市と農村の住居」田中麻里(群馬大学)2000/06/16

41回 「ChaophrayaDelta南部地帯における水辺集落に関する研究〜Bankoknoi上流域圏内を対象に〜」Terdsak Tachakitkachorn (Chulalongkorn University2000/10/13

42回 「中国における住環境整備の最前線」梁 咏華(中国建築技術発展研究センター) 2000/10/27

43 "Planning and Growth of Nepalese Cities  Through History" Prof. Sudarshan Raj Tiwari (Institute of Eng. Tribhuvan Univ Kathmandu) 2000/11/02

44回 「アーメダバードとパタン(グジャラート,インド)の空間構成」根上 英志(神戸大学) 2000/12/22

45回 「『聖地』・ヴァーラーナシー 〜宗教都市の都市空間構成」柳沢 究(京都大学)2001/04/20

46回 「インド西部地震現地調査報告 〜被害状況と災害マネジメント〜」牧紀男 (防災科学技術研究所),山根周(滋賀県立大学)2001/05/25

47 "Social and Spatial Structure of Kathmandu Valley Towns The Case of Thimi " Mohan Pant モハン・パント(京都大学) 2001/06/15

48"Gentrification in Urban ConservationThe Case Study of Rattanakosin Historic Center of Metropolitan Bangkok" Jaturong Pokharatsiri King Mongkut工科大学 都市計画学科) 2001/10/08

49回 「旧満州大連市における住宅供給の起源とその展開〜南山住宅地区を中心として〜」山本麻子 (京都大学) 2001/11/28

50回「ロンボク島の空間構造」脇田祥尚(島根女子短期大学・講師) 2002/12/21

51回「植えつけられた都市 〜英国植民都市の形成〜」ロバート・ホーム(東ロンドン大学・講師) 2002/02/24

52回「オランダの国土・地域政策 〜計画がすべてに優先する国」角橋徹也(神戸大学) 2002/04/26

53 「『清代・乾隆京城全図』から見た都市空間の解読」DENG YI 鄧奕(神戸大学・工学博士) 2002/05/24

54回「フィリピンの都市計画と住宅建築の形成と展開」山口 潔子(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科) 2002/06/28

55回 「ムンバイ,ブラックタウンの空間構成とチョール」池尻 隆史(千葉大学) 2002/10/28

56回 「コチン(インド)の文化遺産保存区域の空間構成」山田 協太(京都大学) 2002/11/28

57回 「日本植民地期における韓国の日本人自由移民漁村の形成とその過程−巨文島・巨文理を対象として」朴 重信(京都大学) 2002/12/27

58回 「諏訪大社の御柱祭」下平 わか奈(京都大学) 2003/04/25

59回「植民地期のPMロードとプリンセスストリートにおける沿道整備事業」重富 淳一(大阪大学) 2003/05/23

60回「間接統治下の王宮都市:インド・マイソール市の都市改造について」 池亀 彩(京都大学) 2003/06/27

61‘French Colonization and changes of Djenne and Bamako city forms Rep of Mali Tradition and modernization of West African cities’ Moussa Dembele(京都工芸繊維大学) 2003/11/28

62‘Religious Infuluences on Laying Out of Historic settlements in Sri Lanka:スリランカの伝統的都市・村落の配置における宗教的影響)’ Samitha Manawadu(モラトゥワ大学助教授)2003/12/26

特別講演 ポルトガル植民都市計画Clara Mendes Ph.DFull Professor Geography and Urban Planning,  Faculdade de Arquitectura da  Universidade Tecnica de Lisboa2004/04/26

63回「Stupa and SwastikaーーThe Planning principles of Patan Kathmandu Valley Mohan Pant(京都大学) 2004/04/30

64回「三浪津の鉄道町における日式住宅の形成とその変容」趙聖民(滋賀県立大学大学院修士課程)2004/05/28

65‘21st Century Sri Lankan Architecture’ Samitha Manawadu(モラトゥワ大学助教授)2004/06/25

66‘Challenge in Tradition Raft House Community in Thailand’ Dr. Chaweewan DenpaiboonInstructor Faculty of Architecture Thammasat University2004/10/27

67‘FORMATION AND TYPOLOGY OF SHOPHOUSE IN THE OLD CHINESE QUARTER OF PATANI THAILAND:パタニ(タイ)の旧華人居住地のショップハウスの形成と類型に関する考察’ Nawit ONGSAVANGCHAI(京都大学)2004/11/30

68回 「日本植民地期における韓国の日本人移住漁村の形成とその変容」朴 重信 (工学博士・京都大学)2005/04/28

69回 「東九条(京都)の在日朝鮮人集住地区の形成過程と居住空間の変容に関して」韓勝旭(京都大学大学院博士課程) 2005/05/27

70回(第2期第1回) 「韓国の邑城」韓三建(蔚山大学建築学部副教授)2007/10/26

71回(第2期第2回) 「西安旧城・回族居住地区の空間構成」川井 操(滋賀県立大学大学院博士課程)2007/11/22

72回(第2期第3回) 「バドレシュワル,ムンドラ,マンドヴィの都市空間構成〜インド・カッチ地方にみるインド洋海域の港市の構成〜」岡村 知明(滋賀県立大学大学院博士課程) 2008/01/25

73回(第2期第4回)「アジア都市論の再構築−中国都市史研究を素材として−」応地 利明(立命館大学教授) 2008/03/26

74回(第2期第5回) 「日本植民地期における韓国・鉄道町の形成とその変容」趙 聖民(滋賀県立大学大学院博士課程) 2008/04/25

75回(第2期第6回) 「フィリピンの聖アウグスティヌスの教会の建築様式について」Jimenez Verdejo Juan Ramon(滋賀県立大学・講師) 2008/05/23

76回(第2期第7回) 「変容する聖地の都市空間:ヴァーラーナシー」柳沢究(神戸芸術工科大学・特別研究員)2008/06/27

77回(第2期第8回)「砂上の楼閣をこえて−あらたなる東南アジア史のために−」佐藤 浩司 (国立民族学博物館),「興亡の世界史−海洋世界のネットワーク−」応地 利明 (京都大学名誉教授)2009/03/27

78回(第2期第9回) 「タイ・ルーイ族住居の空間構成とその変容に関する考察」チャンタニー・チランタナット(滋賀県立大学大学院博士後期課程)2009/06/26

 

AFForum AB研究会 2016年~

と生産」)研究会

01 デザインビルドとは?:新国立競技場問題の基層

── By 斎藤公男 安藤正雄 藤村龍至 布野修司 | 2016/04/28 | Featuredけんちくとろん008号:2016年夏(4ー6月) |平成2829

02 入札契約方式の多様化と建築設計 建築の設計と生産:その歴史と現在の課題をめぐって── By 古阪秀三 森暢郎 近角真 安藤正雄 | 2016/09/09 | Featuredけんちくとろん009号:2016年秋(7ー9月)|平成28531()

03 日本の住宅生産と建築家 建築の設計と生産:その歴史と現在の課題をめぐって── By 権藤智之 松澤静男 泉幸甫 八巻秀房 布野修司 斎藤公男 | 2016/11/15 | Featuredけんちくとろん010号:2016年冬(10ー12月) |平成28929()

04 建築職人の現在ー木造住宅の設計は誰の責任なのか?── By 村上淳史 蟹澤宏剛 布野修司 斎藤公男 | 2017/03/24 | Featuredけんちくとろん011号:2017年春(1ー3月) |平成29113()

05 建築家の終焉!?ー「箱」の産業から「場」の産業へ── By 松村秀一 大島芳彦 島原万丈 安藤正雄 布野修司 斎藤公男 | 2017/06/21 | Featuredけんちくとろん012号:2017年夏(4ー6月) | 平成2943()

06 「発注者」の責任ープロジェクト運営の多様化と設計の質 ── By 平野吉信 森民夫 小野田泰明 安藤正雄 布野修司 斎藤公男 | 2017/11/22 | 014号:2017年冬(10ー12月)Featuredけんちくとろん |平成2977日(金)

07 住宅ストックと街の再生:住宅リノベーションの作法── By 魚谷繁礼 永山祐子 安藤正雄 布野修司 斎藤公男 | 2017/11/22 | 014号:2017年冬(10ー12月)Featuredけんちくとろん |平成29105()

 

 

世界建築史連続セミナー 2019年~

00回 出版記念講演会        201975日 13001600

                           出版記念懇親会 17301930

主旨説明 「建築の世界史へ」  布野修司(編集委員会幹事,日本大学特任教授)

講演① 斎藤公男(日本大学名誉教授・AForum代表)「建築空間と構造技術」「構造技術」の世界史(Lecture12

講演② 中川 武(早稲田大学名誉教授・明治村館長)「有心から有軸へ 時空を架構する建築の夢」

「世界建築史の構想」(Lecture03

討論  世界建築史の中の建築 建築の世界史を考えるさまざまな枠組み

司会:青井哲人(編集委員会幹事,明治大学教授)

パネリスト 田所辰之助(日本大学教授)+高村雅彦(法政大学教授) 斎藤公男+中川武+布野修司

 

01回               20191018日 17301930α

日大理工学部 タワー・スコラ(新棟)3階 S303教室

コーディネーター 布野修司

講義

  Lecture 01 「大地と建築」の世界史:Buildinghood(大地からの構法)                 

中谷礼仁

Column 01 伊東忠太の世界旅行ー法隆寺とパルテノンの間

討論  コメンテーター 青井哲人 田所辰之助

 

02回              2019111日 17301930α

  日大理工学部 タワー・スコラ(新棟)7階  スライド室(S706)(定員70名)

 コーディネーター 田所辰之助

講義

  Lecture 04 「植民地建築」の世界史: 西欧の世界支配と建築

布野修司

  Column 04 日本植民地と神社建築

青井哲人

 討論 青井哲人 布野修司

 

03回              2019126日 17301930α

  日大理工学部 タワー・スコラ(新棟)7階  スライド室(S706)(定員70名)

  コーディネーター 青井哲人

講義  Lecture05 「近代建築」の世界史 「二つの近代」の見取り図       土居義岳

討論   コメンテーター 田所辰之助 布野修司