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2025年4月29日火曜日

裸の建築家・・・タウンアーキテクト論序説,はじめに、建築資料研究社,2000年3月10日

 裸の建築家・・・タウンアーキテクト論序説,はじめに、建築資料研究社,2000年3月10日


はじめに・・・裸の建築家


 「裸の建築家」とは、もちろん「裸の王様」のもじりである。「建築家」は「王様」のように威張っているけれど、まるで「裸の王様」のように何も身につけていないじゃないか、という揶揄の意が込めてある。

 一体、「建築家」とは何者か。因みに広辞苑(第四版)を引いてみる。

 なんと「建築家」などという項目はない。「建築家」というのは幻である。かろうじて見つかるのは「建築士」という語である。

 ●けん‐ちく【建築】 (architecture)(江戸末期に造った訳語) 家屋・ビルなどの建造物を造ること。普請(フシン)。

 「建築」というのはここでは簡単だ。「建築家」とは「建築」する人のことだ。しかし、なぜ「家」などというのか。「芸術家」「作家」「美術(彫刻・画)家」「小説家」などと肩を並べるというニュアンスがある。もっとも「政治家」などというのもある。

 ●けんちく‐し【建築士】 建築士法所定の国家試験により免許を受け、設計・工事監理などの業務を行う技術者。建設大臣の免許を受ける一級建築士と、都道府県知事の免許を受ける二級建築士・木造建築士がある。

 「建築家」が「建築士」と同じかというと違う。「建築士」でない「建築家」は山ほどいる。俺は「建築家」であって、言ってみれば「特級建築士」だから「建築士」の資格などいらない、「建築士」とは次元が違う存在だ、と豪語した(する)有名「建築家」がいる。「建築士」でない「建築家」は少なくとも日本では「建築」できない。どうするか。誰かに資格を借りることになる。要するに「建築士」とパートナーを組むことになる。「建築」できない「建築家」などおかしいではないか。だから「裸の建築家」である。

 しかし、どうも「建築家」というのは「アーキテクト」という西欧語の訳語らしい。しかし、広辞苑には「アーキテクト」というのもない。「アーキテクチャー」は次のようだ。

 ●アーキテクチャー【architecture】

 〓建築物。建築様式。建築学。構造。構成。

 〓コンピューター‐システムの論理的構造全般のこと。また、ある立場の利用者から見たコンピューターの属性。「ソフトウェア‐―」「ネットワーク‐―」

 「建築物」というと「ビルディング」とどう違うのだろう。「建築様式」というのは「アーキテクチュラル・スタイル」ではないか。「構造」は「ストラクチャー」、要するにわからない。それに、どうやら「アーキテクチャー」というのはいわゆる「建築」に限らないようだ。「電脳建築家」(コンピューター・アーキテクト)などという。もともとギリシャ語の「アルキテクトン」から来ている。「アルキテクトン」とは根源(アルケー)の技術(テクトン)のことだ。どうも「建築家」が偉そうなのはヨーロッパの伝統に根ざしているかららしい。根源的技術(アーキ・テクトン)を司るのが「建築家=アーキテクト」なのである。

 確かにヨーロッパの伝統において「建築家」は大変な存在である。「建築家」は単に建築物を建てるだけでなく、道路、橋梁、水道、港湾などのような土木工事も行う。また、築城のみならず投石機など武器製造にも携わる。日時計、水時計、揚水機、起重機、風車、運搬機など機械製作なども行う。さらに、すべてを統括する神のような存在としてしばしば理念化されるのが「建築家」なのである。ルネサンスの人々が理念化したのも、万能人、普遍人(ユニバーサル・マン)としての建築家である。レオナルド・ダヴィンチやミケランジェロ、彼らは、発明家であり、芸術家であり、哲学者であり、科学者であり、工匠であった。

 この神のごとき万能な造物主としての「建築家」のイメージは極めて根強い。多芸多才で博覧強記の「建築家」像は今日でも建築家の理想なのである。

 しかし、理想は理想であって、実態はどうか。そんな「建築家」などますます複雑化する現代社会に望むべくもない。だから、「裸の王様」ではないか、そんな「建築家」など最早幻ではないか、というのがここでの出発点である。

 「建築家」が「裸の王様」であることを認めることから出発するとき、何が問題となるのか。

 ややこしいのは、以上のように、そもそも「建築家」という概念や言葉が一般に流通していないことである。予め仲間うちの理念でしかない。一般人にとって、「王様」などいないのである。いるのは「建築士」であり、「図面屋」(絵描き屋、漫画屋)であり、「土建屋」であり、「建築業者」であり、「大工・工務店」であり、せいぜい「建築屋」さんなのである。

 そこで自称「建築家」は、「一般大衆」を馬鹿にしにかかる。そして、啓蒙にかかる。「建築」というのは「芸術」である。「建築家」というのは「芸術家」なのだ。日本の町がちっとも美しくならないのはわれわれ「建築家」が尊敬されないからだ。

 そこで「一般大衆」は反撥する。何を偉そうな。美しい日本を破壊してきた張本人こそ「建築家」ではないか。信頼できるのは誠実な大工さんや職人さんであって、口先だけの「建築家」ではないのだ。

 こうして分裂の溝は深い。

 「裸の王様」の世界は、「建築家」の概念が移入されて以来、もう一世紀も、この溝を埋められないでいる。「建築」という理念のみが語られ続けている。「建築家」の幻想のみが浮遊している。






  

2025年1月12日日曜日

布野修司著作リスト 1981-2024

著書 

 

単著

[01] 布野修司:戦後建築論ノート,相模書房,1981615(日本図書館協会選定図書)

[02] 布野修司:スラムとウサギ小屋,青土社,1985128

[03] 布野修司:住宅戦争,彰国社,19891210

[04] 布野修司:カンポンの世界,パルコ出版,1991725

[05] 布野修司:戦後建築の終焉,れんが書房新社,1995830

[06] 布野修司:住まいの夢と夢の住まい・・・アジア住居論,朝日新聞社,19971025

[07] 布野修司: 廃墟とバラック・・・建築のアジア,布野修司建築論集,彰国社,1998510(日本図書館協会選定図書)

[08] 布野修司:都市と劇場・・・都市計画という幻想,布野修司建築論集,彰国社,1998610(日本図書館協会選定図書)

[09] 布野修司:国家・様式・テクノロジー・・・建築の昭和,布野修司建築論集,彰国社,1998710(日本図書館協会選定図書)

[10] 布野修司:裸の建築家・・・タウンアーキテクト論序説,建築資料研究社,2000310

[11] 布野修司:曼荼羅都市・・・ヒンドゥー都市の空間理念とその変容,京都大学学術出版会,2006225

[12] 布野修司:建築少年たちの夢,彰国社,2011610

[13] 布野修司:景観の作法ー殺風景の日本ー,京都大学学術出版会,2015115日([16])

[14] 布野修司:大元都市ー中国都城の理念と空間構造ー,京都大学学術出版会,2015227

 [15] 布野修司:進撃の建築家たちー新たな建築家像をめざして,彰国社,2019820

[16] 布野修司:景観的作法,胡恵琴訳, 中国林業出版社,2019920

 [17] 布野修司:スラバヤ 東南アジア都市の起源・形成・変容・転生コスモスとしてのカンポン―, 京都大学学術出版会,2021228

 

編著

[01] 布野修司編:建築調書196075,建築文化,彰国社,1977年:雑誌特集

[02] 布野修司編:建築  そのプロブレマティーク,建築文化,彰国社,1980年:雑誌特集

[03] 布野修司編:建築戦後35年史,新建築,新建築社,1980年:雑誌臨時増刊

[04] 同時代建築研究会編:悲喜劇・1930年代の建築と文化, 現代企画室, 1981

[05] 布野修司編:日本の住居1985,戦後40年の軌跡とこれからの視座,建築文化,彰国社,198512:雑誌特集

[06] 布野修司,藤森照信,松山巌,柏木博編:建築作家の時代,リブロポート, 1985

[07] 布野修司編:建築計画教科書,建築計画教科書研究会(布野修司・安藤正雄・在塚礼子)編,彰国社, 1989

[08] 布野修司編:廃虚からポストモダンまでの40余年,建築文化,彰国社,1988

[09] 布野修司編:見知らぬ町の見知らぬ住まい,彰国社, 1990(全国学校図書館協議会選定図書,日本図書館協会選定図書)

[10]宮内康・布野修司編・同時代建築研究会著:ワードマップ『現代建築ーーーポスト・モダニズムを超えて』,新曜社,1993

[11] 布野修司編:建築.まちなみ景観の創造,建築・まちなみ研究会編(座長布野修司),技報堂出版,19941(韓国語訳 出版 技文堂,ソウル,19982)

[12] 布野修司編:建都1200年の京都,布野修司+アジア都市建築研究会編,建築文化,彰国社,1994

[13] 布野修司編:日本の住宅 戦後50年, 彰国社,19953

[14] 前川國男文集編集委員会編:建築の前夜ー前川國男文集,而立書房,199610

[15] Herausgegeben von Jaqueline Berndt Shuji Funo Hideo Isono Hiroshi YmaneTokuichi Yoshimura(edr.)“Bauen mit Eigensinn Japanische Architecture Individualism and Idiosyncrasy” Petruschat Verlag Berlin1996Shuji Funo:Japanische Architektur 1945-1989: Auf den Spuren von Kenzo Tange

[16] 布野修司編:日本当代百名建築師作品選,布野修司+京都大学亜州都市建築研究会,中国建築工業出版社,北京,1997(中国国家出版局優秀科技図書賞受賞 1998)

[17] 布野修司監修:待てしばしはないー東畑謙三の光跡,日刊建設通信新聞社,19995

[18] 都市史図集編纂委員会編(曽根幸一,布野修司他),都市史図集,彰国社,19999

[19] 『怨恨のユートピア』刊行委員会編:怨恨のユートピア・・・宮内康の居る場所,れんが書房新社,2000630

[20] 布野修司(編集代表)+ヴィジュアル版建築入門編集委員会(編集担当 神田順):ヴィジュアル版建築入門3 建築の構造,彰国社,20027

[21] 布野修司(編集代表)+ヴィジュアル版建築入門編集委員会(編集担当 小嶋一浩):ヴィジュアル版建築入門5 建築の言語,彰国社,20029

[22] 布野修司(編集代表)+ヴィジュアル版建築入門編集委員会(編集担当 西村幸夫):ヴィジュアル版建築入門10 建築と都市,彰国社,20034

[23] 布野修司編:アジア都市建築史, アジア都市建築研究会,昭和堂,20038

[24] 布野修司(編集代表)+ヴィジュアル版建築入門編集委員会(編集担当 神田順):ヴィジュアル版建築入門9 建築と工学,彰国社,200311

[25] 布野修司編:近代世界システムと植民都市,京都大学学術出版会,20052

[26] 布野修司編:世界住居誌,昭和堂,20051220

[27] 布野修司編:亜州城市建築史,胡恵琴・沈謡訳,中国建築工業出版社,200912

[28] 布野修司編:世界住居,胡恵琴訳,中国建築工業出版社,201012

[29] traverse編:建築学のすすめ,昭和堂,20155

[30] 世界建築史15講編集委員会:世界建築史15講,彰国社,2019410

[31] 布野修司編:世界都市史事典,昭和堂,20191130

[32] 布野修司編:アジア都市建築紀行(アジア都市建築史),韓三建・趙庸薰・林貞我・金聖籠訳、博英社(パク・ヨンサ),20231123

 [33] 布野修司編:はてしなき現代住居 1989年以後,フィルムアート社,2024520

[34] 布野修司責任編集:『都市美』臨時増刊「Riken Yamamoto Who?」,河出書房新社,20241220

 

共著

[01] 現代版画センター編:現代と声  版画の現在,現代版画センター,19780905

[02] 鈴木忠志編:見える家と見えない家,叢書 文化の現在3,岩波書店, 1981

[03] 大江宏編:新建築学体系1 建築概論,彰国社, 1982

[04] 土曜美術社編:同時代を語る,土曜美術社,198309

[05] 梅棹忠夫・木村尚三郎・竹内均・野田春彦・樋口清之・渡辺茂:大図典VIEW,講談社,1984

[06] 磯崎新他:劇空間のデザイン,リブロポート, 1984

[07] 栗原彬他編集,文化のなかの政治,叢書 社会と社会学2,新評論, 1985

[08] 磯崎新編:建築のパフォーマンス,パルコ出版, 1985

[09] 平凡社編:大百科事典,平凡社, 1985

[10] 粉川哲夫編:思想のポリティックス,亜紀書房,1986

[11] 池端雪浦 監修,桃木至朗 ・クリスチャン ダニエルズ・深見銃生・小川英文・福岡まどか・石井米雄・土屋健治・立本成文・高谷好一 編集東南アジアを知る事典,平凡社,1986

[12] 毛綱毅曠編:記憶の建築,パルコ出版, 1986

[13] 小阪修平編:地平としての時間,作品社, 1987

[14] 東洋大学創立百周年記念論文集編纂委員会(太田勇 大坪省三 前田尚美編):東南アジアの地域社会,東洋大学, 1987

[15] 南博編:近代庶民生活誌  食住,三一書房,1987

[16] 日本家政学会編:家政学事典,朝倉書店,1990

[17]朝日新聞社編:現代日本 朝日人物事典,朝日新聞社, 1990

[18] 日本建築学会編:作法と建築空間,彰国社, 1990(全国学校図書館協議会選定図書,日本図書館協会選定図書)

[19] 水牛くらぶ編:モノ誕生「いまの生活,晶文社, 1990

[20] 柏木博・小倉利丸編:イメージとしての帝国主義,青弓社,19900427

[21] ADD編:ふぇいすとふぇいす,大丸クリエーション,19909

[22] 鈴木博之・中川武・藤森照信・隈研吾 編:建築20世紀,新建築社, 1991

[23] 佐々木毅・鶴見俊輔・富永健一・中村政則・正村公宏・村上陽一郎編:戦後史大事典,三省堂, 1991

[24] 梅棹忠夫対談集:遊びがすすむ現代の住空間,『世相観察 あそびと仕事の最前線』,講談社, 199110

[25] 山谷労働者福祉会館運営委員会:寄せ場に開かれた空間をー山谷労働者福祉会館建設の記録,社会評論社, 1992

[26] 別冊宝島編集部:家は建つ!,JICC出版局,19923

[27] 建設省住宅局編:これからの中高層ハウジング,丸善, 1993

[28] 板垣雄三・後藤明編:事典 イスラームの都市性,第三書簡,1993

[29] 宮崎恒二・伊藤真・山下真司編:インドネシア (暮らしがわかるアジア読本) ,河出書房新社, 1993:「住居」執筆

[30] HOPE計画推進協議会編:十町十色,丸善,1994

[31] 東京建築設計厚生年金基金25周年記念出版編:戦後建築の来た道 行く道ー豊かな人間社会を築くための建築の役割ー, 東京建築設計厚生年金基金,19953

[32] 日本文化デザインフォーラム編:時感都市計画,栄光教育文化研究社,1995

[33] 日本建築学会東洋建築史小委員会編:東洋建築史図集,彰国社,1995

[34] 早川和男編:講座 現代居住全5巻 第2巻 家族と住居,東京大学出版会19967

[35]木下誠(翻訳:武装のための教育[統一的都市計画],アンテルナシオナル・シチュアシオニスト3,インパクト出版会,1997

[36]京都大学東南アジア研究センター編:事典 東南アジア 風土・生態・環境,布野修司:住,弘文堂,1997

[37] AERA編集部編:建築学がわかる,AERA Mook,朝日新聞社,1997910

[38] 中高層ハウジング研究会編:21世紀の集合住宅・・・持続可能で豊かな社会をめざして, 19983

[39] 京都市:世界からの提案・京都の未来:国際コンペ全応募作品集(KYOTO VISION Proposals from the World International Competition Works Collection),京都市, 19993(編集協力)

[40] 小林達雄編:ミュージアムの思想ー小林達雄対談集,ミュゼ,19994

[41] 篠原一男編:世紀の変わり目の「建築会議」,篠原一男12の対話,建築技術別冊419999

[42] 五十嵐太郎編:建築の書物/都市の書物,INAX出版,19991020

[43] 日本建築学会阪神淡路大震災調査報告編集委員会編:阪神淡路大震災調査報告 建築編ー10 都市計画 農漁村計画,丸善, 199912

[44] 木村一信編、『戦時の文学 拡大する戦争空間』文学史を読みかえる4,インパクト出版会, 20002月(書評 井上章一『戦時下日本の建築家―アート・キッチュ・ジャパネスク』)

[45] 日本建築家協会監修:素顔の大建築家たちー弟子の見た巨匠の世界0102, 建築資料研究社,200161日:総括シンポジウム 建築家像はどう変わるか? 平良敬一+長谷川堯+大江匡+布野修司(司会)

[46] Peter J.M. Nas (ed.)Indonesian town revisited Muenster/Berlin LitVerlag2002

[47] 古山正雄編:対論:空間表現の現在,角川書店,京都造形大学,2003616

[48] 青木保編:アジア新世紀8 構想,岩波書店, 2003711

[49] AERA編:建築学がわかる,AERA Mook新版,朝日新聞社, 2004810

[50] 鈴木成文・上野千鶴子・山本理顕・他:「51C」家族を容れるハコの戦後と現在,平凡社,2004108

 

[51] 日本建築学会編:建築を拓く,鹿島出版会,20041025

[52] 植田 和弘,神野 直彦,西村 幸夫, 間宮 陽介 編:都市とは何か,『岩波講座 都市の再生を考える』第一巻,岩波書店,20053

[53] Peter J.M. Nas (ed.)Directors of Urban Change in Asia Routledge Advances in AsiaPacific Studies Routledge2005

[54] 松隈洋編:前川國男 現代との対話,六曜社,200610

[55] 新谷尚紀,岩本通弥編:都市の生活リズム, 都市の暮らしの民俗学3,吉川弘文館,200612

[56]美し国づくり協会:私の美し国づくりー地域から,日刊建設通信新聞社,200612月 タウンスケープアーキテクト制の創出へ

[57] Shuji Funo & M.M.Pant Stupa & Swastika Kyoto University Press+Singapore National University Press2007

[58] 中谷礼仁編:川井健二マニュアル,布野修司:200Cの世界,acetate200712

[59] 布野修司+山根周,ムガル都市ーイスラーム都市の空間変容,京都大学学術出版会,2008530

[60] 池端雪浦 監修,桃木至朗 ・クリスチャン ダニエルズ・深見銃生・小川英文・福岡まどか・石井米雄・土屋健治・立本成文・高谷好一 編集東南アジアを知る事典,平凡社2008

[61]長澤泰 ・神田順 ・大野秀敏 ・坂本雄三 ・松村秀一 ・藤井恵介編,建築大百科事典, 朝倉書店,2008

[62] 大阪市立大学文学研究科編:文化遺産と都市文化政策,大阪市立大学文学研究科叢書第6巻,清文堂出版,2009

[63] 建築のあり方研究会編:建築の営みを問う18章,井上書店,2010

[64] 布野修司+韓三建+朴重信+趙聖民:韓国近代都市景観の形成ー日本人移住漁村と鉄道町ー,京都大学学術出版会,20105

[65] 白井晟一:精神と空間, 磯崎新・白井昱磨・布野修司・松隈洋・谷内克信,青幻社2010925

[66]近江環人地域再生学座(編)/森川稔編,地域再生 滋賀の挑戦エコな暮らし・コミュニティ再生・人材育成,新評論,2011

[67]村井吉敬・佐伯奈津子・間瀬朋子編:現代インドネシアを知るための60章,布野修司:住居ー地域の生態系にもとづく多様な形態ー(第19章),明石書店,2013130

[68] 布野修司・ヒメネス・ベルデホ,ホアン・ラモン:グリッド都市ースペイン植民都市の起源,形成,変容,転生,京都大学学術出版会,2013228

[69] 玉井哲雄編:『アジアからみる日本都市史』,布野修司:「転輪聖王」の王都ー曼荼羅都市の系譜,山川出版社,20133

[70] 君島東彦・名和又介・横山治生編:戦争と平和を問いなおす 平和学のフロンティア,布野修司:6 建築からみた戦争と平和,法律文化社,20144

[71] traverse編集委員会編『建築学のすすめ』(布野修司:序,第3章,第8章コラム,第9章,あとがき)昭和堂,2015618日 

[72] 布野修司+田中麻里+ナウィット・オンサワンチャイ+チャンタニー・チランタナット:『東南アジアの住居 その起源・伝播・類型・変容』京都大学学術出版会,2017225

[73]日本建築学会編(2018)『建築フィールドワークの系譜 先駆的研究室の方法論を探る』昭和堂,

[74] 黄蘭翔主編『臺灣藝術史進路 世界,東亞及多重的現代視野』国立台湾美術館,芸術家,202011

[75] 段煉孺・李晶主編:『中日韓建築文化論壇 論文集』中国建築工業出版社,20214

[76] 日本建築学会編:『住まいの百科事典』丸善出版,20214

[77] 布野修司・佐藤俊和・森民夫:『希望のコミューン 新・都市の論理』悟空出版,2024930

 

訳書

[01] 吉武泰水監訳:環境の空間的イメージーイメージマップと空間認識,M.W.ダウンズ ダビット. ステア共編,IMAGE AND ENVIRONMENTCognitive Mapping and Spatial Behavior edited by Roger M Downs & David Stea Aldine Publishing Co. Chicago 1973,曽田忠広 林章 布野修司 岡房信共訳,鹿島出版会,1976

[02] 布野修司監訳:生きている住まいー東南アジア建築人類学(ロクサーナ・ウオータソン著,アジア都市建築研究会,The Living House An Anthropology of Architecture in SouthEast Asia,学芸出版社,19973

[03] 布野修司+安藤正雄監訳:植えつけられた都市 英国植民都市の形成,ロバート・ホーム著:アジア都市建築研究会訳,Robert Home Of Planting and Planning The making of British colonial cities,京都大学学術出版会,20017

 

布野修司 履歴 2025年1月1日

布野修司 20241101 履歴   住所 東京都小平市上水本町 6 ー 5 - 7 ー 103 本籍 島根県松江市東朝日町 236 ー 14   1949 年 8 月 10 日    島根県出雲市知井宮生まれ   学歴 196...