裸の建築家・・・タウンアーキテクト論序説,建築資料研究社,2000年3月10日
裸の建築家-タウンアーキテクト論序説
目次
はじめに・・・裸の建築家
Ⅰ 砂上の楼閣
第1章 戦後建築の五〇年
1-1 建築家の責任
1-2 変わらぬ構造
a 都市計画の非体系性
b 都市計画の諸段階とフレキシビリティの欠如
c 都市計画の事業手法と地域分断
1-3 コミュニティ計画の可能性・・・阪神淡路大震災の教訓
a 自然の力・・・地域の生態バランス
b フロンティア拡大の論理
c 多極分散構造
d 公的空間の貧困
e 地区の自律性・・・ヴォランティアの役割
f ストック再生の技術
j 都市の記憶
第2章 何より曖昧な建築界
2-1 頼りない建築家
2-2 違反建築
2-3 都市景観の混沌
2-4 計画主体の分裂
2-5 「市民」の沈黙
Ⅱ 裸の建築界・・・・・・・建築家という職能
第3章 幻の「建築家」像
3-1 公取問題
3-2 日本建築家協会と「建築家」
3-3 日本建築士会
3-4 幻の「建築士法」
3-5 一九五〇年「建築士法」
3-6 芸術かウサギ小屋か
第4章 建築家の社会的基盤
4-1 日本の「建築家」
4-2 デミウルゴス
4-3 アーキテクトの誕生
4-4 分裂する「建築家」像
4-5 RIBA
4-6 建築家の資格
4-7 建築家の団体
4-8 建築学科と職人大学
Ⅲ 建築家と都市計画
第5章 近代日本の建築家と都市計画
5-1 社会改良家としての建築家
5-2 近代日本の都市計画
5-3 虚構のアーバンデザイン
5-4 ポストモダンの都市論
5-5 都市計画という妖怪
5-6 都市計画と国家権力ーーー植民地の都市計画
5-7 計画概念の崩壊
5-8 集団の作品としての生きられた都市
第6章 建築家とまちづくり
6-1 ハウジング計画ユニオン(HPU)
6-2 地域住宅(HOPE)計画
6-3 保存修景計画
6-4 京町家再生論
6-5 まちづくりゲーム・・・環境デザイン・ワークショップ
6-5 X地区のまちづくり
Ⅳ タウンアーキテクトの可能性
第7章 建築家捜し
7-1 「建築家」とは何か
7-2 落ちぶれたミケランジェロ
7-3 建築士=工学士+美術士
7-4 重層する差別の体系
7-5 「建築家」の諸類型
7-6 ありうべき建築家像
第8章 タウンアーキテクトの仕事
8-1 アーバン・アーキテクト
a マスター・アーキテクト
b インスペクター
c 環境デザイナー登録制度
8-2 景観デザイン
a ランドシャフト・・・景観あるいは風景
b 景観のダイナミズム
c 景観マニュアル
d 景観条例・・・法的根拠
8-3 タウンアーキテクトの原型
a 建築主事
b デザイン・コーディネーター
c コミッショナー・システム
d シュタット・アルシテクト
e コンサルタント・・・NPO
8-4 「タウンアーキテクト」の仕事
a 情報公開
b コンペ・・・公開ヒヤリング方式
c タウン・デザイン・コミッティ・・・公共建築建設委員会
d 百年計画委員会
e タウン・ウオッチング---地区アーキテクト
f タウンアーキテクトの仕事
8-5 京都デザインリーグ
おわりに まちづくりの仕掛け人
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