①部門 農村計画部門
②種別 パネルディスカッション
③表題 RUBBAR —セトギワケンチク論
④当日頒布する資料の有無 資料あり
⑤日時 9月10日(木) 9:30〜13:00
⑥会場
⑦司会者・副司会者・記録者(氏名・所属)
司会 三笠友洋(西日本工業大学)
副司会 津村泰範(長岡造形大学)
記録 下田元毅(大阪大学)・宮崎篤徳(関西大学)
⑧パネリスト(氏名・所属)
1. 主旨説明 大沼正寛(前掲)
2. 主題解説
❶世界と日本のセトギワケンチク 中谷礼仁(早稲田大学)
❷さいはての風景と建築の力 渡辺菊眞(高知工科大学)
❸東西日本と台湾の震災前後 渡邉義孝(尾道市立大学)
❹南三陸町・ルーラルの設計現場 阿部 正
(ノーマルデザインアソシエイツ)
❺山海の居住地理とフロンティア 平田隆行(和歌山大学)
3. 討論 コメンテーター: 布野修司(日本大学)
山崎寿一(神戸大学)
進行:稲地秀介(摂南大学)・魚谷繁礼(建築家)
4. まとめ 大沼正寛(前掲)
⑨主旨文
美しい農山漁村に美しい建築を添えたい、それは建築に携わる全ての人々の願いであろう。だが課題はあまりにも多いし、主体は地域である。私たち建築関係者はしばしば、身勝手が過ぎる。
農村計画委員会ルーラルデザイン小委員会では、共通命題として「地域に根ざし、地域を育てる建築」を掲げ、双方を満たすものを
RUBBAR: RUral-Based
and rural-Build ARchitecture
と呼び、ルーラルエリア(農山漁村・田園地域)に立地する建築・住宅の現在・未来形を主眼とするデザイン論の構築をめざしている。
背景の一つには、東日本大震災とその後の復興への疑問もあったが、それから10年を迎える間もなく、今度はcovid-19感染症が世界を襲っている。各地で散見される二極化や分断を超えて「地域に根ざし、地域を育てる建築」は、如何に可能だろうか。
その糸口として、本パネルディスカッションでは「セトギワケンチク」を採り上げる。ポツンと一軒家も、災害復興も、歴史的建造物の保存も、瀬戸際に立たされつつ、次の目標に向かうフロンティアとなりうる。セトギワ≒フロンティアでは、地/図/時が反転することがある。建築をとりまく主役は、建築家ではないことが多い。地域計画論も、薄っぺらいデザイン言語も通用しない。そのような現場が眼前に広がっているのがルーラルエリアなのかもしれない。
それでも、建築は実存している。セトギワとフロンティアの狭間を痛快に闊歩する異色の研究者、建築家、修復家らに話題提供いただき、キワモノでなく至極マトモな建築論を交わし、RUBBARの目標像を見出すことを目標としたい。

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