6月8日に大腸癌がみつかり、13日に手術・治療を行うことがはっきりした翌日、鎌田東二さんインタビュー記事が『朝日新聞』夕刊に載った。
宗教学者として、スピリチャルケアの専門家として、突然の癌告知をどう受け止めたか、というインタビューである。アメリカの精神科医のキューブラー・ロスが引かれていて、死に行くプロセスは、「否認」→「怒り」→「取引」(信仰心がなくても神仏にすがり、これをやりきるまで生かして)→「抑うつ」(あきらめ)→「受容」と推移する、という。
鎌田東二は、普段から死を意識してきたから、いきなり「受容」した感じだという。僕は2歳年上だけど、「受容」である。ただ、5冊抱えている本は出したいとは思った。しかし、これまでの仕事は、このBloggerにまとめてきたから、まあ、あせることはない、という感じである。鎌田東二は「詩」をつくったという。僕は、このブログを始めようと思った。
ただ、鎌田の場合、大腸に加えて、肝臓、肺、リンパ節への転移がみつかったという。
一方、この間、Facebookで、京都八文字屋の甲斐扶佐義さんの腹腔鏡手術の顛末が連日UPされるのを見た。あっけらかんとしている。
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